昭和初期に活躍した児童文学作家 村山籌子(むらやまかずこ)の作品「十五夜のお月様」を和綴じの豆本にしました。小人とお月様が街へまいりますと、ふたりはある女の子と出会います……
小川未明の童話の4作目「眠い町」の豆本です。世界中を旅していた少年は、「眠い町」と呼ばれるおかしな町で、おじいさんに不思議な頼みごとをされますが……
小川未明の童話に、新たに「いろいろな花」の豆本が仲間入りしました。背の緑部分は布、黄色の柄部分は京都の和紙で仕立てています。モダンな和紙の柄を生かし、タイトルのラベルは付けていません。足早に移ろい行く季節に、短い命を終える花たちのお話です。
小川未明の童話「月夜と眼鏡」の豆本です。背の紺の部分は布、三角の柄部分は京都の和紙で仕立てています。モダンな和紙の柄を生かし、タイトルのラベルは付けていません。月がきれいな夜に、おばあさんが不思議な体験をする幻想的なお話です。
小川未明の童話「赤い魚と子供」の豆本です。背のグレーの部分は布、赤い柄の部分は京都の和紙で仕立てています。モダンな和紙の柄を生かし、タイトルのラベルは付けていません。ある春の日、川に住む魚たちは水面に映る赤い花を眺めていました。子供の魚は花がほしいと言い出しますが……。
新美南吉の童話「去年の木」を和綴じの豆本にしました。あるところに、仲良しの木と一羽の小鳥がいました。冬が近づき、春にまた会えることを楽しみに小鳥は南へ飛び立ちます。やがて春になり、小鳥は木の元へ向かいますが……
野口雨情「少女と海鬼灯(うみほおずき)」の和綴じ豆本です。 ある日、みつ子さんがお座敷のお縁側で、お友達の千代子さんと遊んでゐますと、涙ぐんだ小さな声で唄が聞えて来ました。(本文より)
小泉八雲の怪談「貉(むじな)」です。ある晩遅くひとりの商人が坂を急いで上っていると、濠のふちで女がひどく泣いていました……
和綴じの豆本が仲間入りしました!お話は、夢野久作の「きのこ会議」冬も近づいてきたある夜、松茸や椎茸などきのこたちが宴会を開いていました。そこへ、毒きのこたちがやってきますが……