宮原晃一郎「虹猫」シリーズの三作目、「虹猫の大女退治」の豆本です。虹猫は、ユタカの国という美しい、ふしぎな国にやってきました。人々は、物を盗み子供までさらっていってしまうという大女に怯えて暮らしていましたが……
宮原晃一郎「虹猫」シリーズの二作目、「虹猫と木精」の豆本です。雲の国への冒険を終えた虹猫は、木に住まう妖精「木精(こだま)」の国でもまたまた大活躍をします。
宮原晃一郎「虹猫の話」の豆本です。初出は、1927年(昭和2年)児童雑誌「赤い鳥」。虹色をしたおとぎの国の猫が、雲の国へ冒険するお話です。一話完結のお話ですが、虹猫の物語は「虹猫と木精」「虹猫と大女退治」と続きます。
野口雨情「少女と海鬼灯(うみほおずき)」の和綴じ豆本です。 ある日、みつ子さんがお座敷のお縁側で、お友達の千代子さんと遊んでゐますと、涙ぐんだ小さな声で唄が聞えて来ました。(本文より)
小泉八雲の怪談「貉(むじな)」です。ある晩遅くひとりの商人が坂を急いで上っていると、濠のふちで女がひどく泣いていました……
和綴じの豆本が仲間入りしました!お話は、夢野久作の「きのこ会議」冬も近づいてきたある夜、松茸や椎茸などきのこたちが宴会を開いていました。そこへ、毒きのこたちがやってきますが……
童話「夢の卵」の豆本です。著者は「レ・ミゼラブル」などの翻訳などで有名な豊島与志雄。背表紙部分が丸くカーブする丸背に仕上げました。オリジナルのマッチ箱に入れてお届けします。